たまたま秋葉原に行ったらD600のイベントをやっていたので入ってみた。カメラが好きそうなおじさまがたくさんいた。
D600よりは、ずらりと並んだレンズや撮影体験コーナーの様子やセミナーなんかをちらちら見るのが楽しかった。よいイベントだなぁと思ったので、PCやモバイル端末を使わずにリストバンドでFacebookのいいね！をする「リアルいいね！」もやってみた。
D600の撮影体験コーナーには待ち時間45分の行列ができていて、さすがに並んでまで試す気はしないなぁ、と思って、並んだ人がモデルさんを撮影する様子を眺めていた。撮影位置から少し遠いところだったけど、撮ってみようかな、と思って一度撮った。会場を回ってから、もう一度見に行って、もう一度カメラを構えた。そしたら思いがけなくシャッターを切る瞬間にファインダーの中で目が合って驚いた（目が合ったからシャッターを切ったのかもしれない）。驚いてカメラを目から離したらまだ視線が合っていたので（たぶん）、微笑んでみた。会釈はなんか違うなぁと思った。通じたかどうかはわからない。会場に女性が少なかったから相対的に目立ったのかもしれない。
プロのカメラマンがよく「モデルの女性と疑似恋愛関係になるといい写真が撮れる」的なことを言うけれど、それ以前に自分のレンズを見てくれたら、それだけでちょっと好きになっちゃうのかもしれないなぁ、なんて思った。実際その瞬間ちょっと惚れた気がする。
